レイヤー1 — ブラウザ間のデータ同期 ブックマーク・履歴・パスワード
問題ブラウザをまたぐと同期できない Chrome の同期データは Chrome アカウントにのみ保存。Edge・Brave・Opera は別サービスを使用するため相互に同期されない。
対策Chrome に一本化 + プロファイル分離 ログイン用・閲覧用・Selenium用など用途別にプロファイルを分け、同一アカウントで Google Sync を使う。ブックマークの重複・断絶が解消される。
注意パスワードマネージャーの二重管理 Chrome / Edge / Brave それぞれ別のパスワード保存庫を持つ。複数ブラウザを使うと更新が片方にしか反映されない。
推奨Bitwarden 等の外部 PM に集約 ブラウザ依存のパスワード保存を使わず、外部パスワードマネージャーを全ブラウザの拡張として入れる。どのブラウザからでも同一データを参照できる。
レイヤー2 — プロファイルとロックファイル 今回の Firefox 事件の根本原因
問題Firefox 系が parent.lock を共有 Firefox・Floorp・Waterfox などは同じ Mozilla プロファイルフォルダを参照することがある。一方が起動中だともう一方のアンインストーラーがロックを検知して止まる。
対策Firefox 系は1種類のみ残す Floorp を残すなら Firefox 本体は不要。Firefox を残すなら Floorp を削除。両方入れると今後も同様のトラブルが再発する。
注意Chromium 系も UserData フォルダが近い Chrome・Brave・Edge はそれぞれ別の UserData を持つが、拡張機能 ID の衝突やプロファイル名の重複が稀に問題になる。
推奨Clear-FirefoxZombies に Floorp 追加 Stop-Process -Name floorp -Force を既存のゾンビ退治スクリプトに追記しておく。
レイヤー3 — Selenium IDE .side ファイルとブラウザ かふぇーさん固有の自動化環境
問題ブラウザ検出ロジックのズレ executeScriptnavigator.userAgent.indexOf('Edg/') を使う方式は、Chrome / Edge 以外(Brave・Vivaldi・Opera)だと userAgent が異なり誤判定しやすい。BrowserHelper_ver4 の Client Hints API 対応はこれを緩和しているが、.side ファイル内の判定とは別物。
対策ターゲットブラウザを2本に固定 .side ファイルが想定するブラウザを Chrome と Edge のみに限定し、他ブラウザで誤実行されない運用ルールを設ける(ファイル名に対象ブラウザを明記するなど)。
推奨machine_config.json で管理 asus エントリに使用ブラウザを明示的にリストアップし、スクリプト側で「起動前チェック」として読み取る。意図しないブラウザで .side が走るリスクを排除できる。
レイヤー4 — 多 PC 間の .side ファイル同期 ASUS / MSI / Dell の構成差異
問題canonical バージョン管理のズレ 現状は日付ベースのファイル名で管理しており、どの PC の何が最新かが手動確認になっている。Dell 版(109 tests)と ASUS 版(115 tests)で test 数が異なる状態が続いている。
対策Git で .side を一元管理 C:\0git\0myTools\ に .side ファイルを含め、PC 固有設定だけ machine_config.json に分離する。ブランチは不要で main 1本のまま、コミットメッセージに変更内容を記録するだけで差分が追える。
注意Dell 固有テストの扱い Dell 版だけにある prefix 違いの test は、コメントで # dell-only タグを付けておき、Git の blame で経緯を追えるようにしておく。
推奨deploy_if_updated.ps1 に .side も対象追加 既存の LastWriteTime 監視の仕組みを流用し、.side ファイルが更新されたら他 PC へ rsync / robocopy で配布するフローを追加できる。
まとめ — 優先度順の対処リスト
今すぐFloorp を削除 or Firefox を削除(両立させない)
今すぐOpera を常時起動から外す(必要時のみ手動起動)
近日中Clear-FirefoxZombies に floorp 追記
近日中パスワードを外部 PM に集約(ブラウザ依存を断つ)
中期.side ファイルを Git 管理に入れ canonical 版を1本化
中期machine_config.json に起動ブラウザ制限を追加